サンバル完成ななめ
辛さ×2

サンバル

今回は初のソースコなしのガチンコ菜食インド料理レシピ。

一番大好きなベジカレーである「サンバル」を、

ビギナーの方でもなんとか作れるよう、かなり丁寧に書いてみました!!!!

サンバルの作り方をここまで丁寧に書いているサイトは、

インド料理マニアの方のブログを含め日本語では他にはないのでは?!?ってくらい、細かく書いてあります。

マニアックすぎて、大丈夫かな??とは思いましたが(笑)

ガチンコインド料理レシピを渇望している、日本中のインド料理ファンには確実に届くかと。

テディーライリー特集第二弾となる調理用BGMもめちゃくちゃカッコイイのでぜひチェケラしてみてくださーーーい。

スパイシ~~♪♪♪

このレシピの材料(4~5人前)

ムング豆 2/3カップ(トゥールダルの方が本格的な味になります)
トマト(生) 小さめ1個(中だと2/3個くらい)
玉ねぎ 中1/2個(ザク切り。幅広めのスライスを縦3等分のイメージ。)
ニンジン 中1本(一口大にカット)
ナス 中1本(一口大にカット)
オクラ 1パック(2センチ幅くらいにカット)

◎ホールスパイス(つぶつぶ状のスパイスのこと)
フェネグリーク 小さじ1/2
クミン(シード)小さじ1/2
タカノツメ 2本(半分にちぎる、種も使う)

◎パウダースパイス
コリアンダー 小さじ2
ターメリック 小さじ1
レッドペッパー 小さじ 1/4
サンバルマサラ(市販品) 小さじ1

◎最後の仕上げ用スパイス(テンパリング用)
マスタードシード 小さじ1
ヒング 小さじ1/4
カレーリーフ(冷凍) ひとつかみ(30枚くらい)

タマリンド サクランボくらいの大きさ×1
タマリンド用の水 200cc
水・・ムング豆を煮込み用 600cc(追加が必要ならプラス200cc)  煮込み用 400cc
上記のタマリンド用の水も含めて合計1・2~1・4リットルがベストです。

サラダ油・・最初の調理用で大さじ2   最後のテンパリングで大さじ1
・・小さじ1・5(あとは微調整)

辛口調味料ソースコ×スパイシーさん×Good Musicでお送りしている

新感覚のレシピサイト「Wild Spice」!!!!!!!

WILD-SPICE1

インド料理が得意なジャンルのため、

インドカレーのレシピが比較的多いですが

レシピインデックスを見るとわかる通り、

Wild Spice内のインドカレーレシピは全て肉カレーなんですよね。

肉料理だけでなくインドのベジ料理もこよなく愛しているので、

極上のベジカレーもいっぱい紹介したいのですが

繊細なスパイスバランスの上に成り立っているインドの菜食料理。

インパクトの強いソースコと掛け合わせると、

どうもケンカしてしまい…

納得のいく仕上がりにならず、困っていたのですYO。。。。

で、

先日、ソースコの販売会社の社長であり、

このレシピサイトの仕掛け人

キヨトクの渡辺社長にベジ料理の話をしたところ、

   「ソースコ入れないでいいですよ。ガチンコのレシピをアップしちゃってください!!」

とのこと。

OHHHHHH!!!!!!!!!!

なっ、なんて懐の深い方なんだ!!!!!!!!

ソースコのPRを兼ねたレシピサイトなのに

肝心のソースコを抜きにしたレシピをアップしてOKとは!!!!!!

渡辺社長、素敵すぎでスパイシ~~~~♪♪♪♪♪

お言葉に甘えて、Wild Spice始まって以来のソースコなしレシピをついにドロップ。

気合を入れてお送りするガチンコのベジレシピは

インドのベジ料理の中でも、

スパイシーさんが一番大好きな
南インドで日常的に食べられている豆と野菜のカレー

サンバルに決定でーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!

サンバル完成ななめ

一番好きなカレーには一番好きな音楽を!!!!!

ってことで、今回の調理用BGMは

以前も一度、特集したしたことがある

USの音楽プロデューサー、テディーライリー関連の作品でまとめてみたいと思いまーーす。

2回目なので比較的最近の作品をメインにピックアップ。

まずは元ブラックストリートのメンバー、デイブ・ホリスターと再びタッグを組んだ

テディー印全開の激ヤバなバラード(2014年作品)

Dave Hollister – Spend The Night

最近はバンドのプロデュースもしています。やりすぎなくらいニュージャックスウィングで

気持ちよすぎ!!(2013年作品)。

Bad Rabbits – Dance With You ft. Teddy Riley, Clinton Sparks

さぁ、

美味しいサンバルを作るには、いくつか特殊な食材が必要になってきます。

インターネットの普及により全国どこに住んでいても取り寄せ可能なので、

マニアックな南インド料理の世界に飛び込んで見たい方は、思い切って揃えてみましょう!!!

まずは、インドの豆、ムングダル。

サンバル用ムングダル

(スパイシーさんは大津屋の店頭で買っています。ネットも充実しているのでオススメ)

※ムング豆という表記でネットで買おうとすると、挽き割タイプでないムング豆がヒットすることがあります。挽き割りタイプと、割る前の状態(ホール)の豆では似て非なる食材になるので、必ず挽き割りタイプのムングダル(ダール)を購入しましょう。

つづいて酸味付けのタマリンド。

サンバル用タマリンド

(スパイシーさんは大津屋の店頭で買っています。ネットも充実しているのでオススメ)

続いて、サンバル用のミックススパイス、「サンバルマサラ」。

サンバル用サンバルマサラ

(同じく大津屋のネット通販で売っています)

インドのベジ料理には欠かせないヒングという植物の樹脂をパウダーにしたもの。

サンバル用ヒング

(同じく大津屋のネット通販で売っています)

※加熱した油と合わさると香ばしい香りになるのですが、そのままだと独特の強烈な香りがあるスパイスです。保管の際は瓶に入れたりするなどしたほうが無難ですね(笑)

そして、南インド料理作りには欠かせない、冷凍のカレーリーフ。

サンバル用カレーリーフ

南洋元というところが安くてベストです)

※カレーリーフはもちろん生がベストですが、マニアックな知人がいない限り入手は不可能かと。

とはいえ、経験的に冷凍でも開封1週間以内であれば、それなりにカレーシーフの香りが楽しめます。開封直後だとかなり良い香り付が出来るのでスパイシーさんは、ほぼ冷凍で作っています。

ドライのタイプもありますが、ドライはほぼ全く香らないので(笑)入れなくて良いです。

もちろん、いきなり全て揃えるのは大変です。。。。

(出来れば揃えて欲しいですが・・・)

なので、優先順位を書いておくと

ムング豆 > サンバルマサラ > 冷凍カレーリーフ > タマリンド > ヒング

なくては作れないので、ムング豆、サンバルマサラは必ずGETしておいてください!!!

カレーリーフ、ヒングを省略し、タマリンドの代用としてチューブの練り梅で酸味を付けるとそれなりに近い料理は作ることが出来ます。

食材を揃えるところで、早くも心が折れそうになってしまいますが(笑)

インドに行かずとも、ネット環境がしっかりしていれば

全国どこにいても買い揃えられる、この便利な時代に感謝しましょう♪♪♪

では、改めて材料の詳細です。

【材料(4~5人前)】
ムング豆 2/3カップ(トゥールダルの方が本格的な味になります)
トマト(生) 小さめ1個(中だと2/3個くらい)
玉ねぎ 中1/2個(ザク切り。幅広めのスライスを縦3等分のイメージ。)
ニンジン 中1本(一口大にカット)
ナス 中1本(一口大にカット)
オクラ 1パック(2センチ幅くらいにカット)

◎ホールスパイス(つぶつぶ状のスパイスのこと)
・フェネグリーク 小さじ1/2
・クミン(シード)小さじ1/2
・タカノツメ 2本(半分にちぎる、種も使う)

◎パウダースパイス
・コリアンダー 小さじ2
・ターメリック 小さじ1
・レッドペッパー小さじ 1/4
・サンバルマサラ(市販品)小さじ1

◎最後の仕上げ用スパイス(テンパリング用)
・マスタードシード 小さじ1
・ヒング 小さじ1/4
・カレーリーフ(冷凍) ひとつかみ(30枚くらい)

タマリンド サクランボくらいの大きさ×1
タマリンド用の水 200cc
水・・ムング豆を煮込み用 600cc(追加が必要ならプラス200cc)

煮込み用 400cc

上記のタマリンド用の水も含めて合計1・2~1・4リットルがベストです。
サラダ油・・最初の調理用で大さじ2
最後のテンパリングで大さじ1
塩・・小さじ1・5(あとは微調整)

 

では、この辺で、テディーなスムースなレア音源を聞いて

一度、気持ちを落ち着かせましょう。

Mike Wallaと組んだマイケルへのトリビュート作品。レア音源ですYO!!

Mike Walla/Teddy Riley -HEAVEN (TRIBUTE TO MICHAEL JACKSON)

これまた盟友ヘビーDへのトリビュート作品。

Teddy Riley Remix “DONT U KNOW” (TRIBUTE TO HEAVY D)

まずは、下準備です。

最初にムング豆を軽く洗い、600ccの水で煮込んでいきます。

(トゥールダルを使うスタイルが一般的ですが、面倒な工程が多いので、ビギナー向けにムングを使います。ムングは放置していると勝手にとろけてくれるので使いやすいです)

ムングダル1

ムングダルは沸騰するとすぐ吹きこぼれてしまうので

ムングダル2

沸騰後は弱火で。

弱火で40分ほど煮込むと

ドロドロした、コーンポタージュスープのような状態に勝手になってくれます。

ムングダル3

※30分くらい煮込んだところで、水分の蒸発と豆が水をかなり吸うので、水分がたりなくなる場合があります。その際は分量外の水を100cc~200cc入れてください。仕上がりの目安はドロドロしたコーンポタージュスープっぽい状態です。

下ごしらえが多いので、

最初にムングダルに火をかけて、その横で各種下ごしらえを行っていきましょう。

サクランボサイズのタマリンドを200ccの水に10分以上浸しておきます。

サンバル用タマリンド水にIN

※タマリンドがない場合はチューブの練り梅小さじ1を200ccの水に溶かしておきましょう。

野菜類をカットしておきます。

サンバル野菜カット

冷凍カレーリーフを袋からだして、解凍しておきます。

サンバル用カレーリーフ解凍

各種、スパイスを分けておきます。

前半に使うスパイスがこちら。

サンバル用スパイス前半

仕上げに使うスパイスがこちら(これプラスカレーリーフ)。

サンバル用スパイス後半

なんだかいつも以上に細かい紹介&作業が多いので音楽を入れづらいなぁ・・(笑)

近年のテディーワークで忘れてはいけないのが2008年のスヌープドッグのアルバム「Ego Trippin’」。もろテディーな曲×スヌープは斬新!!!

Snoop Dogg SD Is Out Official Video

Snoop Dogg – Those Gurlz

さぁ、長らくお待たせしました!!!!

いよいよ、作っていきまーーす。

まずは鍋に油をひき、ホールスパイスを中火で1分~1分半ほど炒めます。

サンバル1

フェネグリークの色が茶色っぽく色付き始めてきたら玉ねぎ投入。

(フェネグリークは絶対に焦がさないこと。自信がない場合は早めに玉ねぎを)

サンバル2

3~4分炒めたところで(アメ色にしなくてOK)

カットしたトマトを入れ、

サンバル3

水分がほどよく蒸発するまで4~5分炒めましょう。

パウダースパイスを入れ1分炒めます。

サンバル4

ニンジン、ナスを入れ

サンバル5

2~3分炒めましょう!!!

炒めたものを、

下ごしらえでドロドロになるまで煮込んだムングダルの鍋に全て入れちゃいまーす。

サンバル6

水で戻したタマリンドを手で軽く2回ほど揉むとこんな状態になるので

(慣れてくると自分のペースでタマリンドを扱えるようになります)

サンバル7

ザルでこしながら入れていきまーーす。

サンバル8

水も400cc入れ、

サンバル9

5分ほど煮込んでいきましょう。

サンバル10

別鍋にサラダ油をひいて

テンパリングという、ホールスパイスを炒める作業をします。

(冷凍カレーリーフを上手に活用するにはこのタイミングがベストだと思います)

まずは、マスタードシードとヒングを入れて中火加熱していきます。

サンバル11

加熱していくとマスタードシードがパチパチ弾けてくるので、

解凍したカレーリーフを入れて20秒ほど炒め、油ごと鍋に入れます。

(カレーリーフ炒めは一瞬なので写真撮影の時間がありませんでした。。。)

サンバル12

さらにカットしたオクラもここで入れ、

サンバル13

5分煮込んで

サンバル14

塩で味を調えれば、

めちゃくちゃ美味しいサンバルの完成でーーーーーーす!!!!!!!!!!

サンバル完成ななめ

美味しいサンバルはインドの香り米、バスマティライスと一緒に食べると

さらに香り高くなってめちゃくちゃ美味しいんですよね!!!!!!

ってことで、

炊き方がわからない方のためにバスマティライスの炊き方もアップしちゃいます。

米炊きBGMはこんな曲で。

ここ数年はブラックストリートやガイの元メンバーに訴えられまくっているテディーですが、ファンにはおなじみTeddy`s Jamに乗せて彼らをディスってます(笑)

Teddy Riley – Teddy`s Jam 4

さりげなくジョン・レジェンドのリミックスもやってまーーす。

John Legend Ft Kanye West – It’s Over (Teddy Riley Remix)

バスマティ米炊きはパスタの茹で上げに近いのでとっても簡単です。

1人前の米の量はだいたい1/3~1/2カップぐらい、

大盛り希望の方は2/3カップぐらいで十分かと。

お米がしっかりと隠れる量の水を(アバウトで良いです)沸騰させ、

そこにクローブ1個と米を入れて6分半~7分くらい中火~強火のまま煮込みます。

(クローブを入れると香りが高くなるので入れたほうが良いですね)

バスマティライス1

上記の時間になったら、スプーンでコメをすくい食べてみて

少し芯が残っている状態のところでザルに上げ、お湯を切ります。

バスマティライス2

あとは、鍋にもどして蓋をしめ、そのままの状態で(火にかけなくてOK)

バスマティライス3

8~10分ほど蒸らせば完成でーーーす!!!!!

では、ゴキゲンなBGMに合わせてさっそく食べていきましょう♪♪♪

アッパーな作品が多かった1998年の作品から2曲をピックアップしてみました。

David Miller ft. Teddy Riley & Nutta Butta – Hard To Handle(1998年)

Nutta Butta Feat Teddy Riley Freak Out(1998年)

OHHHHHH♪♪♪

サンバル完成正面

豆×スパイス×カレーリーフ×ヒングの心地良い香り!!!!!!

これだよ、これ!!!!!!!!

サンバルとバスマティライスというシンプルな組み合わせだけど、

マジでめちゃくちゃ美味しいなぁ!!!!!!!!!!!

サンバル完成ななめアップ

肉なしで、

さらにはニンニクまで入っていないのに

テンションがMAXまで上がる!!!!!!!!

これぞ、インドのベジ料理の醍醐味なのですYO!!!!!!!!!!!!

豪快にぶっかけて

サンバル完成ぶっかけ

手食で楽しむと、さらに美味しさ倍増!!!!!!!

勢いに任せて、Let’sトライでスパイシ~~~~~~♪♪♪♪♪♪

ちなみに、

ムングダル版のサンバルは実際に南インドにもあって、

インド旅行の時にスパイシーさんも食べたことがあるのですが、

多くのサンバルはトゥールダルという別の豆を使います。

ちょっと、面倒な工程が増えますが、

こっちの方が本格的なサンバルの美味しさを楽しむことができるので

次のステップへと向かって見たい方はトゥールダルで作ってみましょう。

トゥールダルの場合は豆を一晩水に浸し、

サンバル用トゥールダル1

1時間ほど煮込み、

柔らかくなったらマッシュしていきます。

サンバル用トゥールダル2

マッシュする際は100円ショップのマッシュポテト用の器具が安くてオススメですね。

水の分量、そのほか各種スパイスや材料はムングダル版と一緒でOK!!!!!

今回の具はナス、ニンジン、オクラでしたが、大根やカブなどの白い根菜類や、

インゲンやジャガイモなんかを入れても美味しいです。

特に決まりはないので、好みの具材を入れて楽しんでみましょう♪♪♪

なんだか、長く書きすぎましたが(苦笑)

サンバルの作り方をビギナー向けにここまで丁寧に日本語で書いているところは

他にはないのでは??ってくらい丁寧に書いてみました。

だって、

多くの人にこの美味しさを知ってもらいたいんだもーーーーーーーん!!!!!!!!

サンバル完成ななめ

さぁ、

最後はテディーライリーのレア音源×激ウマなサンバルで

至福のひと時を楽しんでいきましょう♪♪♪♪♪

2001年にひっそりとリリースされたソロアルバム「Black Rock」より!!!

Teddy Riley – What (Ft. Glory)

Teddy Riley TIME

Teddy Riley – She Was Sleeping

初の試みでお送りしてみたソースコなしのガチンコインド料理レシピですが、

次のステージを目指す「Wild Spice」!!!!!!!

Good Music×カレーレシピの新たな時代を切り開くべく

定期的に行っていくかもしれませんYO!!!!!!!!

ってことで、

ガチンコインド料理レシピを渇望されている皆さんも

乞うご期待でスパイシ~~~~~♪♪♪♪


このレシピのポイント!

美味しいサンバルを作るには、いくつか特殊な材料が必要になります!本格南インド料理にトライしてみたい方はぜひこの機会に買い揃えてみましょう♪♪

スパイシー丸山
(カレータレント・ジュニアカレーマイスター講師)

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