2014年になり、気づけば1月の下旬なんですねぇ!!!!!!!
はいっ、
今年、一発目のWild Spiceです♪♪
昨年以上に斬新な切り口で
ソースコとカレーの可能性を追求していきますので
本年もどうぞよろしくお願い致します。
ところで、
皆さんは、今年に入り何かスペシャルな出来事はありましたか??
スパイシーさんは、
年始早々、インドにカレー修行の旅♪♪
この記事がアップされる直前には帰ってきているのですが(予定)
約2週間ほど南インドに行ってきたのでした!!!
締切の都合上、早めに原稿を送らなくてはいけないので
修行の旅の前にこの文章を書いているのですが(笑)
何のトラブルもなく、無事インドを周遊できていれば
タミルナードゥ州のチェンナイから入り
タミル料理を楽しみながら、タミルのお正月“ポンガル”を堪能。
その後ケララ州に移動しケララ料理に舌鼓!!!!!!!
という流れで満喫していたはずです。
インド料理マニアの方以外は、ケララ??と、
聞きなれないワードに感じるかもしれませんが
“ケララ料理”とはインド西側の最南端の州、ケララ州の料理(カレー)のことで、
スパイシーさんが、インド料理作りにどっぷりハマるきっかけを作ってくれた
まさにカレーライフを変えてくれたカレー。
数あるカレーの中でも、My Favorite 1位、2位を争う
大好きなカレーなんですよねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!
というわけで、
今回のWild SpiceはスパイシーさんのMy Favoriteカレー
“ケララチキンカレー”をソースコでアレンジした
「ソースコ・ケララチキン」をお届けしちゃいまーーーーす♪♪♪♪
恒例の調理用BGMですが
My FavoriteカレーにはMy Favoriteサウンドを!!!
ってことで、
スパイシーさんのMy Favorite サウンドメイカー
テディーライリーのお気に入りナンバーでいってみようかと思います♪♪
ちなみに、テディーライリーとは80年代後半にニュージャックスウィングという
音楽ムーブメントを作り上げた人で
ハネるビートが日本人にもとっても心地良く響くため、
日本のブラックミュージック愛好家は必ずと言っていいほど通過する人物。
日本のミュージシャンにも影響を受けた人はものすごくたくさんいるのであります。
で、
テディーライリーというと、ニュージャックスウィングのイメージがあるので
80年代後半~90年代前半の初期の作品群がピックアップされることが多いのですが
スパイシーさんは、ニュージャックスウィングを通過した後の
トークボックス使いとミディアム~スロウの世界が開花した
中期以降のテディーサウンドが、まさにツボ!!!!!!!!!!
(ま、この辺りの時間軸の受け止め方はそれぞれなのですが)
まずは、アッパーなこんな曲から楽しんでいきましょう。
1993年DJ Jazzy Jeff and Fresh Priceのアルバム、Red Codeより
I’m Looking for the One (To Be With Me)
まさに、テディー中期を集約したような極上のアッパーサウンド♪♪
中期以降、必ず登場するようになったトークボックス(電子音的な歌声のこと)、
そしてニュージャックスウィングを継承したハネるビート♪
ホント、何度聞いてもたまらん楽曲っすよねぇ!!!!
さぁ、
テディーサウンドでゴキゲンになってきたところで
さっそく調理をはじめましょう♪
と、その前に、(前フリが長くてすみません。。。)
ケララチキンカレーは今までいろいろ作ってきましたが
作り方によっては、手に入れづらいスパイスを使ったりします。
ですが、
多くの人に作ってもらいたいので
百貨店のスパイスコーナーやカルディコーヒーで買える範囲のスパイスで
試行錯誤しながらまとめてみました。
ココナッツミルクに抵抗がある人でも楽しめる香り高いカレーなので
ぜひトライしてみてください♪♪
【材料(4人前)】
鶏もも 500~600g(2枚ってことです。一口大に切りましょう)
玉ねぎ 中1個(みじん切り)
カットトマト缶 半缶
にんにく 3片をすりおろす(1片は5gで計算しています)
ショウガ 同量をすりおろし
ココナッツミルク 200cc(缶詰タイプ)
水 200cc
サラダ油 大さじ4
塩 小さじ1(あとは微調整)
ソースコ 小さじ1/2
ホールスパイス(つぶつぶ状のスパイスってことです)
シナモン 1/2本(下の写真のように軽くバラバラにします)
カルダモン6個 (スプーンなどでサヤを軽く潰します)
クローブ 5個
タカノツメ(赤唐辛子) 2本(半分にちぎりましょう、種も入れてOK)
パウダースパイス
コリアンダー 大さじ1
クミン 大さじ1/2
ターメリック 小さじ1
今回使用するスパイスの写真はこちら。
ホールスパイス(つぶつぶのスパイスです)。
パウダースパイス。
玉ねぎのみじん切り、にんにくのすりおろし、鶏もものカットなどの下ごしらえは
面倒なところですが(笑)、ゴキゲンな音楽があれば楽しめたりするんですよねぇ♪
Blackstreetの94年のアルバムBlackstreetより
テディー好きにはハズせない1曲、「Bootie Call」で
楽しみながら刻んでいきましょう♪♪
下ごしらえが終わったら
いよいよクッキングタイム♪♪
では、いきまっせ~~~~っ!!!!!
今回は久しぶりにホールスパイスの登場です。
目安はクローブが油を吸ってプクっと膨らむぐらいまで、ですかね。
この作業は慣れていないと、ちょっとビビってしまいますが
今回使うスパイスは雑に扱っても比較的OKなスパイスなのでご安心を。
強火で焦がさなければ、まず問題ないですね。
お次は玉ねぎ炒め。
いつもの通り、中火で10分~15分ほど炒めると
この時間が一番ヒマなので(笑)これまた、音楽を聞きながらぜひ。
テディー好きには定番ソング
Wreckx-N-Effect の名曲Rump Shaker(1992年)
時期は違いますが、ラップ作品でけっこう聞いたのがクイーンペン。
Qeen Pen/ Party Ain’t Party(97年)
さて、玉ねぎがアメ色になったら
さらに2分ほど炒めます。
これまた2分ほど炒めましょう。
これまた、これまた2分ほど炒めまーす。
そして、ここで“鶏もも”を投入♪♪
スパイスから作るときは、
玉ねぎ、トマト、スパイスで出来たドロドロのペーストと一緒に炒めると
あっ、インド料理のレシピ本では鶏の皮は取り除くことが多いですが
日本人は鶏皮が好きなので、写真のように付いていても美味しいです。
ここは好みの問題ですね。
肉の表面の色が変わったところで、
隠し味の「ソースコ」も投入!!!!!
※ソースコは楽天などのネット通販でGET出来ますYO♪♪
水を入れて
計10分ほど煮込むと
あっという間に「ソースコ・ケララチキン」の完成だYO!!!!!!!!
シナモン、カルダモン、クローブの芳醇な香りが
ココナッツミルクと出会うと
ホント、たまらん美味しさに大変身してくれるんですよねぇ♪♪♪
イエッス!!!
この香り、
そしてカレー全体に広がるチキンの旨味、
そしてそして、
ソースコのコクと刺激の心地良いアクセント!!!
ソースコ・ケララチキン、最高~~~~~~~~~~♪♪♪♪♪♪
さて、
インド料理は、カレー1品だけで完結する料理ではなく
様々な種類の野菜カレー、野菜のスパイス炒め、スパイスとヨーグルトの料理など
たくさんのスパイス料理が揃ってこそ、真の美味しさが楽しめるもの。
特に南インド料理はそれらの料理を混ぜ混ぜすることによって
香りが混ざり合い、その美味しさは次のステージへと向かうんですよねぇ!!!!
今回はその感動を少しでも多くの人に伝えるため
写真、奥にあるサイドディッシュのレシピも合わせてお届けしてみます♪♪
はいっ、
キャベツとココナッツで作る野菜炒め
このレシピも手に入れづらいスパイスは省略し多くの人が作れるようにしてみました。
さぁ、
ここからは調理BGMもテンポを変えてこんな曲でいってみましょう。
Michael Jackson/ Remember The Time(1991年)
数多くのマイケル作品に関わっているテディーですが、この曲は本当に名曲ですなぁ♪♪、
マイケルと仲良しなのでSWVのこのリミックスを作ったのも実はテディー。
SWV/ Right Here(Human Nature Mix)1992年
それでは材料です。
【材料(4、5人前)】
タカノツメ(赤唐辛子) 2本(半分にちぎる。種も入れてOK)
ショウガ(みじん切り) 5グラム
キャベツ 200~250g(中1/4個ぐらい)
玉ねぎ 50グラム(中1/4個ぐらい)みじん切り
ココナッツファイン 40g
クミンパウダー ひとつまみ(省略可)
サラダ油 大さじ1
塩 小さじ1/2
※キャベツは約1センチ幅に切って、あとはザクザク小さく切っていく感じでOKです。
※ココナッツファインはドーナッツなどについている、つぶつぶ状のココナッツ。
製菓店やカルディコーヒーなどに売っています。
では、作っていきましょう!!!
BGMはボビーブラウン作品で。有名なこの曲もテディー作品。
Bobby Brown/ Something In Common ft. Whitney Houston(1992年)
ニュージャックスウィングが好きな人は1つ前のアルバム。
Bobby Brown/ My Progative(1988年)
まずは玉ねぎとタカノツメを一緒に炒めます。
玉ねぎが透き通ってきたら(アメ玉まで茶色くしなくてOK)
キャベツを入れ、半分の量の塩を入れ炒めます。
キャベツがしんなりしてきたら、
ここで火をとめ、
和えながら、クミンパウダーをひとつまみ加え、
残りの塩で味を調えると
※味が薄い場合は塩を追加して調整してください。
逆にしょっぱい場合はココナッツファインを追加すると調整しやすいです。
あっという間にキャベツのトーレンの完成でスパイシ~~♪♪♪
(蓋をしてしばらく蒸らしたほうがGOOD)
さぁ、それでは
「ソースコ・ケララチキン」と、合体~~~~~♪♪♪
はいっ、
ライスにトーレンを乗せ、その上からケララチキンカレーをかけ、
混ぜ混ぜしながら食べてみると・・・・
イエッス!!!
イエッス!!!
シャキシャキしたキャベツの食感に
カレーとは違うココナッツテイストが加わり
マジで、マジで♪♪
めっちゃウマ~~~~~~~~~~~~~~~~~♪♪♪♪♪♪
ケララチキンカレーを作る時は
このコンビネーションはよくやるのですが、本当に最高の相性なんですよね!!!!
今回はキャベツで作りましたが
同じ作り方でインゲン、ほうれん草、ニンジンなどのトーレンを作ることも出来ます。
もう1品ってことで、ちょっと手間がかかりますが
このサイドディッシュがあるかないかで美味しさが全然違うので
これを機にぜひトライしてみましょう♪♪♪
さぁ、美味しいカレーを食べながら
最後はテディーライリーの極上のミディアム、スローサウンドでシメといきましょう。
テディー作品の中で、最も好きな1996年のアルバム「Another Level」には
ヒット曲「No Diggity」がありますが
No、Diggty以外のミディアムテンポ曲にこそ、このアルバムの魅力があるんだよなぁ♪
全部!!といきたいところですが、いくつかピックアップ!!
Blackstreet/ Let’s Stay In Love
Blackstreet/ Never Gonna Let You Go
Blackstreet/ I Wana Be Your Man
OHHHH!!!!!!!
ホント、たまんないなぁ!!!!!!!!!!!!
そして、そして、
最後の最後はBlackstreetの2003年のアルバム「Level Ⅱ」より
極上のスロウジャムを!!!!!!!
ってことで、
今回はMy Favoriteサウンドメイカー、テディーライリーの楽曲を
My Favorite カレー、ケララチキンとともに
たっぷりとお届けさせていただきました!!!
2014年も美味しいカレーレシピとGOOD MUSICを多くの人に伝えるべく
さらにさらにカレーまみれに、
そしてソースコまみれになって取り組んでいきたいと思います。
本年もWild Spiceをどうぞよろしくお願い致します!!!!!!
スパイシ~~♪♪♪