まずはご報告。
スパイシーさんのブログなど、日々の活動をフォローされている方は
すでにご存じかと思いますが、
世界初のカレーヒップホップを奏でる
孤高のカレーラッパー(笑)としても活動を続けるスパイシーさん。
昨年末に、
ついに初のCDがリリースとなったのですYO!!!!!!!!!
しかも、ソースコレーベル第一弾アーティストとして!!!!!!!!
はいっ、
このレシピサイト「Wild Spice」や「Diggin’」でもお世話になりまくりの
旨辛調味料、ソースコが、
スパイシーで刺激的な音楽レーベルとしても始動し、
スパイシーさんの音楽活動を
大々的にサポートしてくれることになったのであります!!!!!!!!
タイトルトラックは
福岡のアイドル、963さんが一足お先にカバー&リリースした
カレーの作り方をラップしている『CURRY RAP~作れマハラジャ~』!!!!
B面的な2曲目として、
音楽活動の原点であり、今もイベントでは必ず歌う
カレーに入っているスパイスをひたすら解説する
『SPICE RAP~踊れマハラジャ~』を収録!!!!!!
CDの盤面はヒップホップ好きは思わずニヤリとしてしまう
あのレーベルのロゴをモチーフになっていまして(笑)、
カレーとヒップホップが好きな人には
たまらない1枚となっているのであります♪♪♪
日本語HIPHOPを扱うディスクユニオンだと店頭でも買えると思いますが,
他はどうかなぁ・・。
受注があるお店にしか入荷しないので、
近所のCDショップで予約していただくと確実かと。
品番は『SARD101』になります。
ちなみにネットではCDを取り扱っているサイトでは、ほぼ買えるようです
ディスクユニオン
他多数。
カレー好きのみなさん、
カレーなるカレーヒップホップソング
『CURRY RAP~作れマハラジャ~』をよろしくお願いしまーーす!!!!
ちなみに、このサイト「Wild Spice」では
レシピと一緒に作業用BGMとして、
HIPHOPをメインとした音楽の紹介もしていますが、
どうして、こんなことをしているの??と疑問に思っていたみなさん(笑)
華麗なるカレーHIPHOP活動も
スパイシーさんの活動の大きな柱でもあるので、
カレー×HIPHOP(音楽)の魅力をお伝えするべく
毎度、欠かさずお届けしているのでした♪♪♪
さて、本題に戻りましょう。
音楽レーベルも立ち上げちゃうファンキーな旨辛調味料ソースコ。
全国各地で販売しているのですが、
他エリアよりもソース文化が根付いている大阪が
特に売り上げも良いようなんですよねー。
そんなこともあってか「Wild Spice」でも長らく人気なのが
甘辛い大阪スタイルのビーフカレーを再現した
大阪風甘辛ソースコビーフカレーなのであります!!!!!
で、
このレシピは、フルーティーな甘さを活かした
比較的、新しめの大阪甘辛カレーに近い構成になっていて、
どちらかいうと、インデアンカレーなどのクラシックな味わいとは
ちょっと趣が違うんですよねー。
※正確に言うと、このレシピをまとめた時はそれほどインデアンなどのクラシックとその後の大阪甘辛カレーとの違いをあまり気にしていなくて後々気づくことになるわけです。おっ!ちょっと違うぞ!!と。
ってことで、
大阪クラシックな甘辛カレーを再現すべく
このほど新たなソースコカレーを考案。
その名も『ソースコ甘辛カレークラシック』でーーす!!!!!!
はいっ、
まさにインデアン・インスパイアですが、
HIPHOPにはカッコ良い音やメロディーやフレーズは
積極的に切り取り、新たな音に構築していく
サンプリングという手法が古くからあるもので(笑)、
あえて、HIPHOPなノリで、
リスペクトを込めて、
サンプリング&弾き直しスタイルでお届けしてみたいと思います♪♪♪
今回の作業用BGMは“クラシック”ってことで、
珠玉のHIPHOPクラシックをどどーーん!!とお送りしてみようかと。
90年代の作品も入れちゃうとキリがなくなっちゃうので、
80年代までの曲しばりで届けしてみましょう♪♪
まずは70年代後半~80年代前半のザ・クラシックな名曲たちを!
Planet Rock (1982) – Soul Sonic Force
Rapper’s Delight (1979) – The Sugarhill Gang
The Message (1982) – Grandmaster Flash & The Furious Five
さて、今回の材料はこちらになります。
【材料(3~4人前)】
牛肉(アメリカ産) 400g
牛脂(スーパーでもらえるもの) 4個
玉ねぎ 中1個(みじん切り)
リンゴ 1/4個(皮をむきすりおろす)
カレー粉(ハウス食品のものがベスト) 大さじ5(25g)
辛口カイエンペッパー 小さじ2
ハバネロ 小さじ1/8
ニンニク 3片(すりおろす) ※1片は5gで計算
ショウガ 同量をすりおろす
ソースコ 小さじ1
砂糖 大さじ5(25g)
薄力粉 大さじ4
塩 小さじ1・5とちょっと(あくまでも目安です。各自調整してください)
水 600cc
分量外の水(煮込み用) 150~200cc(蒸発した分を補うのと粘度の調整)
卵黄 1個(トッピング用)
以前の大阪風ソースコ甘辛カレーとは
グッと材料が減っているのがわかると思います。
個人的な感想なのですが、クラシックタイプの甘辛カレーは
フルーティーな甘さやパンチのあるコクなどはあまり感じられず、
どちらかというと、
王道の懐かしの日本式ビーフカレーがベースになっているのかと。
そこにエッジの立った強烈な辛さに
砂糖による甘さが胆になってくるのではないかと、そう思うんですよねー。
重要なポイントとしては、
ビーフの香りが強く出ているというところなんじゃないかと。
なので、牛肉はビーフ特有の香りが一番出るアメリカ産をチョイス。
(経験的にそう思います)
油は牛脂のみを使いビーフ感を強く出るよう試みてみました。
カレー粉のスパイス感もあえて控えめにするため、
S&Bの赤缶よりも香りが柔らかな
ハウス食品のカレー粉をあえて使っているところもポイントになります。
(もちろん赤缶や他のカレー粉でも美味しく作れます)
そして辛さの決め手の唐辛子ですが、
ソースコカシミール風カレーと同様のものを使用。
上野アメ横のスパイスショップ「大津屋」で売っている
インド産チリペッパーとハバネロパウダーを使ってみました!!!!
※インド産チリペッパーは店頭のみ購入可で通販では取り扱っていませんが、同じ辛さレベルのカイエンペッパー・ホットはネット通販可なので、こちらでも良いと思います。
※こういうエッジの立った強烈な辛さはブラックペッパーを使う場合も多いのですが、要は辛さを立てればOKなので自分の組み立てやすい辛み構成でまとめてみました。
さぁ、それでは作っていきましょう!!!!
HIPHOPクラシックな選曲でお送りする今回の作業用BGM。
引き続き80年代前半もので。
That’s The Joint (1980) – Funky 4+1
The Breaks (1980) – Kurtis Blow
Body Rock (1980) – Treacherous Three
まずは鍋を熱し牛脂を2個溶かしていきます。
薄力粉を入れ、弱火でなじませていきます。
こんな感じになればOK。
取り出して別器に入れておきましょう。
それでは、ここから本格的な調理になります。
HIPHOPクラシックでお送りする作業用BGM。ここでは1985年以降の曲で。
the show (1985) – Doug e Fresh
Rock The Bells (1985) – LL Cool J
Bite this (1985) – ROXANNE SHANTE
Top Billin’ (1988) – Audio Two
再び牛脂を2個溶かしていきます。
玉ねぎを入れアメ色になるまで15~20分中火でじっくり炒めていきます。
アメ色になったらニンニク、ショウガを入れ2分ほど炒めます。
カレー粉と辛口カイエンペッパー、ハバネロを入れ2分炒めましょう!
(焦げ付きやすいので分量外の水50cc程度入れた方が良いです)
牛肉を入れ、表面の色が変わるくらいまで炒めます。
水(600cc)、リンゴのすりおろし、砂糖、
辛さと旨みの決め手、ソースコを入れ、
フタをして1時間~1時間半煮込んでいきましょう!!
※ソースコキヨトク通販サイトでGETできますYO!!!!
煮込み時間はゴキゲンなHIPHOPクラシックを聴きながら楽しんじゃいましょう!!!
It Takes Two (1988) – Rob Base, DJ EZ Rock
Paid In Full (1987) – Eric B. & Rakim
Ain’t No Half Steppin’ (1988) – Big Daddy Kane
The Symphony (1988) – Marley Marl
Talking All That Jazz (1988) – Stetsasonic
Going Way Back (1987) – Just-Ice
You Gots To Chill (1988) – EPMD
肉を食べてみて、柔らかくなっていたら
最初に作った牛脂と薄力粉を混ぜたものを入れて溶かしていきます。
※肉が固い場合はさらに煮込みましょう。それでも固い場合はさらにさらに煮込みましょう。どんな肉でも煮込み続けていると必ず柔らかくなります。
水分も蒸発しているので、かなりドロドロになります。
水を加えて好みの粘度にしていきましょう。
(150~200ccくらい。水分の蒸発量によります)
塩で味を整え、さらに5~10分ほど煮込みます!!!
BGMは80年代後期の社会派HIPHOPから3曲セレクトっす!!
Rebel Without A Pause (1987) – Public Enemy
My Philosophy (1988) – Boogie Down Productions
最後の味見をして塩加減を調整したらカレーの出来上がり♪♪
ライスを盛り付け、
ルーをたっぷりかけ、中央に卵黄を乗せると
『ソースコ甘辛カレークラシック』の完成でーーーす!!!!!!
ビーフが贅沢に香る昭和クラシックなカレーライスに広がる
砂糖25g×リンゴのパンチある甘さに
ソースコ×辛口カイエンペッパー×ハバネロのキレッキレの辛さ!!!!!
コレっすよ!!!!
コレ!!!!
甘くて辛くて、ウマーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!
辛いなーーーーーーーー!!!!!!!
けど、この辛さがたまらなく旨いんだよなぁ!!!!!!!!!!!!
キレッキレの辛さでテンションが上がったところで、
ラストは名曲がどんどん誕生した88年、89年の楽曲の中から
珠玉のHIPHOPクラシックでアガっていきましょう!!!!!!!!!!
Brand New Funk (1988) – DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince
Ladies First (1989) – Queen Latifah ft. Monie Love
We Got Our Own Thang (1989) – Heavy D & The Boyz
Just A Friend (1989) – Biz Markie
Self Destruction 1989) – Stop The Violence Movement
Me, Myself And I (1989) – De La Soul
この辺の作品は、すでに90年HIPHOPの雰囲気をまとっているから
やっぱ、たまんないっすねぇ!!!!!!!
さて、HIPHOPクラシックに乗せて
大阪クラシックな甘辛カレーをお届けしてみましたが、
クラシックな甘辛カレーは、
こっちはインデアンカレーが丸の内にあるくらいなので、
頻繁に食べることはできず・・・
なので、
自身の少ない経験値をもとにまとめています。
このレシピを見ている関西在住の皆さんのほうが経験値は高いはずので、
このレシピを自分なりに調整していくと
スパイシーさんがまとめたレシピ以上の
完璧な甘辛スタイルに着地するのではないかと思いますYO!!!!!
まずはソースコをLet’sゲット!!!!
ゴキゲンなHIPHOPクラシックを流しながら
美味しい甘辛カレー作りを楽しんでみてくださーーーい。
スパイシ~~~~~~♪♪♪♪
☆カレーによく合う旨辛調味料『ソースコ』もよろしくね!!!